建物の中に入ると、外国の方がわらわらしていました。
どこに行ったらいいか分からなかったけど、案内カウンターには人がいっぱいいたので
ひとりで勝手に階段を上がって上の階に行ってみました。
何か集会をやってたり、警察官がうろうろしてたり、何かの事務所があったりで
どうやら
入ってはいけない領域に入ってしまったようでした。
ここで強制送還されてはたまったものではないのでそそくさと1階まで戻り
案内カウンターのおじちゃんに聞いてみまることにしました。
「そこの機械の8番ボタンを押して、出てきた紙を持って待ってなさい。」言われた通りに玄関を入ってすぐ右側に向かい
順番待ちの紙の出る機械から紙を取って待つことにしました。
ちなみに8番は、日本人対応窓口の番号でした。
8番窓口で待ってる人はあたしの前には1人だけで、すぐに順番が来ました。
どきどきしながらイスに座り、韓国語でどうやって説明しようか考えました。
でも。
聞こえてきたのは、
流暢な日本語。
あたしの持ってる書類を受け取り、てきぱきと作業をこなすお姉さん。
申請書を全て記入してくれて、あたしが書いたのは
今日の日にちと
自分のサインだけ。
そして「地下1階で11万ウォン分の印紙を買ってきてください。」と
言われるままに印紙購入に行きました。
地下1階に行ってみると、休憩所のような部屋があり
たくさんの人がお菓子を食べたりジュースを飲んだりしながらテレビを見ていました。
よく見ると、かなりしょぼい売店のようなスペースがありました。
だけど印紙を売ってるような雰囲気はなし。
でも他にはないから、そこの窓口にいるおばちゃんに聞いてみることに。
窓口で聞こうとしていると、後ろからおっちゃんたちがどんどん順番を抜かして行きます。
抜かさないおっちゃんも距離がすっごく近くて、後ろから抱きかかえられてるような感じになります。
ダメだ、このままじゃ生き残れないッ!おっちゃんたちに負けないようにしながら、おばちゃんに聞いて何とか印紙をゲットッ!
印紙を持って1階の8番窓口に戻り、無事申請終了。
申請にかかった時間は、ものの5~10分でした。
変更したビザと外国人カードは、10月11日にできあがるようです。
これであたしも
一人前の外国人になれます。
帰りは国際電話テレカのおばちゃんたちにも捕まらず、地下鉄の駅まで歩いて行ってみました。
思いっきり歩ける距離でした。
短い距離なのに、ゴメンね。行きのタクシーのおじちゃんに、再度心の中であやまりました。
10月11日に受け取りに来る時は、必ず歩くので許してね。